鍼灸で独立するなら「おしゃれな店名」は捨てろ。確実に集客できる店名の決め方【実例あり】
- qinowa

- 2023年5月11日
- 読了時間: 3分
鍼灸で独立するなら「おしゃれな店名」は捨てろ。確実に集客できる店名の決め方【実例あり】とGeminiは仰っています。ちなみにうちの社名は「Qinowa」キノワって読みます。
これから独立開業したい鍼灸師の方から、「店名は決まってますか?」と聞くと「まだ決めてなくて、、」**という方がままあります。
昔、私も教科書通りの「覚えやすい名前」「ポジティブなイメージ」なんて記事を書いたことがありますが、ぶっちゃけあれじゃ食えません。
今日は、綺麗事抜きで**「マーケットメイクしやすい(=集客できる)店名」**について、残酷なほどリアルな話をします。
「読めない名前」は「存在しない」のと同じ
店名を決めるとき、多くの人が陥る罠があります。それは**「自分だけの特別な意味を込めた、おしゃれな横文字」**にしたがることです。
極端な例を出して比較してみましょう。左から右に行くにつれて、ビジネスとしての強度が上がっていきます。
『roooohppp』<『ロッポ』<『はりポ』<『六本木鍼灸院』<『六本木7丁目食いしばり鍼灸院』
一つずつ解説します。
1. 『roooohppp』 (論外)
何語かわからない。発音すら不明。「自分だけの哲学」があるのかもしれませんが、顧客からすれば検索できないし、覚えられないし、そもそも何屋かわからない。 これは「趣味」の領域です。
2. 『ロッポ』『はりポ』 (愛称レベル)
ちょっと親しみやすくなりましたが、これだけで新規客が「あ、鍼灸受けに行こう」とはなりません。すでに常連がいる状態ならいいですが、ゼロからの集客には弱すぎます。
3. 『六本木鍼灸院』 (普通)
エリアと業種が入りました。これなら検索に引っかかります。 ただ、六本木には他にも鍼灸院が山ほどあります。これでは**「その他大勢」**に埋もれてしまいます。
4. 『六本木7丁目食いしばり鍼灸院』 (最強)
これです。これが「勝てる店名」です。
どこで?(六本木7丁目)
何の悩みを?(食いしばり)
どう解決する?(鍼灸院)
これを見た瞬間、**「あ、最近アゴが痛い私のための店だ!」**と、ターゲットとなる顧客は自分事として捉えます。
「グレースフル」とか言ってる場合じゃない
AIに「六本木のエステサロン名」を考えさせると、こんな候補が出てきます。
グレースフル六本木
ルミナス六本木エステ
ハーモニーエステ六本木
はっきり言います。これから個人で戦うなら、こういう名前は全部捨ててください。
大手チェーンや巨額の広告費があるなら、「ルミナス=高級」というブランドイメージを時間をかけて植え付けることも可能です。 しかし、我々のような小規模・個人の店舗に必要なのは、**「一瞬で何屋か伝わり、検索で指名されること」**です。
売れる店名の方程式
独立初期、最速で軌道に乗せたいなら、店名は以下の要素で構成してください。
地名(駅名だけでなく、○丁目まで入れると競合が減る)
具体的な悩み(肩こり、腰痛、食いしばり、不眠、美容など)
解決策(鍼灸、整体、マッサージ)
おしゃれさは二の次です。 看板やロゴがおしゃれなら、それで十分。 店名は**「看板」ではなく「検索キーワードの集合体」**だと割り切りましょう。
結論
名前でカッコつけるのは、年商が億を超えてからでも遅くありません。 まずは**「誰の、どんな悩みを解決する店なのか」**を名前だけで説明し切る勇気を持ってください。
それが、あなたのサロンを生き残らせる最初の戦略です。
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